私達は遠距離恋愛中に婚約して、その後の結婚式準備も全て遠距離の中で行いました。
2人とも大多数の親族・友人が東京にいることから、挙式会場は東京都内と決めていたので、
地方転勤中の夫には下見や打合せの度に新幹線で東京に来てもらう状態
それでも、会場下見として10軒以上、ドレスサロン巡りも延べ10店以上、
式場との打合せも10回近く(こわだりが強かったので回数が増えました)、
夫も1度も欠席することなく来てくれていました
さらに、結婚準備の相談や打合せもこなしつつ、せっかく会えるのだからと時間をフル活用して、
花火大会・アフタヌーンティー・ちょっぴり贅沢したレストランでの食事など、
デートも今まで通りしっかり楽しみました
結婚準備の1年間、土曜早朝の新幹線や金曜深夜の前乗りなどを
ほぼ毎週(終盤は週2とかのことも)続けてくれていたと書くと、
一見かなりハードスケジュールに聞こえるかもしれませんが、
意外とそれを理由に喧嘩したり険悪になったりしたことはありませんでした
幾つか工夫をするだけで、それほど難しくなく、
楽しく遠距離での結婚式準備を進めることができるんです
ということで、今回は遠距離中の皆さまに向けて、成功への3つのコツをお伝えします
もちろん遠距離ではない方にとっても、
パートナーと四六時中一緒にいることは難しいので、必ず役立つ方法ですよ
遠距離でもうまくいく! 結婚準備を楽しく進めるコツ
1. Time Treeアプリでスケジュールを共有
→式場の下見・ドレスの試着・式場との打合せ・前撮り・二次会打合せetc.、
準備期間中は様々な予定が入ります。
そして、一度決めた予定も、「着たいドレスが貸出し中なので変更」とか
「プランナーだけでなく装花担当とも話したいので、やっぱりその人がいる時に」等
変わっていくことも日常茶飯事
メールでのやり取り内で変更になった場合には相手に転送すれば共有できますが、
相手が絶対に確認してくれる保証はないし
(仕事忙しくてメールチェックしてなかったとかあるあるです)、
そもそもプランナー等との電話で決まる予定も多く、
1年を通して毎回パートナーと連絡・確認しあうのは大きな手間になります。
しかも、女性はこれに加えて、ヘアメイクの打合せ・エステ・
ネイル・ヘアサロンなどの予定も入ってきます
1つ予定が変われば、それに合わせて予定が変わることも多いです。
(撮影日が変わればネイルに行く日が変わるとか、
元々ヘアサロンを予約していた日にドレス試着が入るとか)
途中から、「もうわけわからん!ひとまず今日会ったけど、今日の予定なんだっけ?」という
笑い話みたいなことも本当に発生します
そこで、リアルタイムでスケジュールを共有するのに役立つのがTimeTreeというアプリ
スマートフォン用の無料アプリで、それぞれが同じカレンダーに予定を書き込むことができる他、
各予定を色分け・カテゴリー分けできるので、
「新婦の予定」「新郎の予定」「二人の予定」「締切」など、
一緒にいない間の相手のスケジュールも確認できます。
そうすると、相手が今何をしているか、どのくらい忙しいか、等が一目で分かります
さらに、結婚準備と直接関係ない予定(仕事で忙しい時期・友人との旅行etc.)も入力すれば、
相談の電話等もいつならしやすいかをお互いに伝えあうことができます。
スケジュールを知らないと「プランナーさんからメール来たのになんで見てないの!」
「この作業終わらせておいてって言ったのに!」等とつい怒ってしまいがちなことも、
「今は飲み会中だから、メール見てなくても仕方ないな」
「今日は友達との旅行中だから電話はできないな」と分かるので、
心に余裕がうまれて、ギスギスすることが減ります
また、予定ごとに好きな日時・回数を選んでアラート機能を付けることもできるので、
各作業の締切日・打合せの持ち物などを入れておくと、忘れることがなくなります
2. Google スプレッドシートを使うことで同じファイルを一緒に作業
→結婚準備の中には、打合せだけでなく、BGM選びや引き出物選び、
見積もり金額のチェック(オプションを選んでいくにつれ変わっていきます!)などなど、
2人で相談しながら進めたい作業もたくさんあります。
さらに、やるべき作業が膨大すぎるので、ToDoリストを作成してお互いに編集しあうことで、
一々聞かなくてもお互いの進捗状況を確認して、抜け漏れをなくすことが重要です!
一緒にいられる時間が多ければ、隣でパソコンを前に話しながらのんびり決められるけれど、
遠距離の場合は「会える日」自体が少ないので、
大半が打合せやドレス選びなんかで埋まってしまいがち。
そこで、Google スプレッドシートの出番
複数のExcelファイルを共有できるアプリで、スマホでもパソコンでも開けるので、
「ToDoリスト」「曲選び」「招待ゲストの住所録」など、作業ごとに共有ファイルを作れば、
それぞれ時間がある時に作業していくことができます
実際の作業でも便利なのはもちろんですが、「曲選び」「引き出物」など
お互いの考えや感想を聞きたい・話し合いたい場合にも、
LINEや電話等で1つずつ聞いていく必要がなく、
そのファイル内でまとめてやり取りできるので、とっても便利!
たとえばBGM選びをする時。
リッツ・カールトンでは式場が保有していて自由に流せる曲リストをもらったのですが、
私達は式場からもらった候補曲リストのExcelをスプレッドシートで共有し、
お互いが全曲を聞いてみて「これ入場に合いそう」
「これはケーキ入刀にいいんじゃない?→ちょっとありきたりすぎる気がする」といった感じて
感想を随時書き込んでいく形にしました。
また、候補曲にないもので自分が使えそうだな~と思った曲については
相手が探す手間を省くためにYoutube等のリンクを貼っておき、
時間のある時に聞いてコメントしてもらえるようにしていました。
おかげで、BGM選びはとてもスムーズに進み、全て決まるのにかかった期間は実質数日
もちろん必要に応じて電話をしたり、直接会って話すこともたくさんあるのですが、
その場合でも事前にファイル上で考えや進捗を共有できているとスムーズに話が進むので、
おすすめです(*^^*)
3. 「平日に仕事を休む必要が出てきそうな予定か」を常に確認
→首都圏に住んでいれば週末や仕事終わりに済ませられるような用事でも、
遠距離だと片方が仕事を休まないといけないことも…
たとえば、式場との打合せが土曜日の朝イチや日曜日の遅い時間にしか入らない場合、
首都圏在住カップルなら当日ちょっと早起き・夜ふかしするだけで済むところ、
遠距離だと金曜深夜に前入り・月曜の仕事を休むといった対応が必要になってしまいます
また、ロケーション撮影で人出の多い公園・海岸・神社等のスポットを使う場合には、
人が写り込むのを減らすため、比較的人の少ない平日しか撮影許可がおりないこともあります。
式場で前撮りする場合も、実際の挙式が入っていない平日しか撮影できません。
私達と同じく平日お休みの仕事でない場合、「いつでも自由に仕事を休めるわけないし、
各イベントには土日祝日を使いたいのは当たり前じゃないか」と言いたいところだけど、
式場や撮影業者からすると「これらのイベントを最優先するのは当然」と
疑問にも思っていない様子で、
こういった話を事前に教えてくれることは意外と少ないです
こちらから遠距離であること・平日の場合は
事前に調整して仕事を休まなければならないこと等を伝えた上で、
平日に仕事を休む必要がでてきそうかどうか、早め早めに確認しておくとスムーズです!
実際、夫は結婚準備で4~5回ほど会社を休みましたが、
どれも2か月以上前に上司に伝えていたため快く休ませていただけましたし、
事前に仕事を調整しておく余裕を持てたことで仕事に支障を来すこともなかったようです。
ちなみに…早めに「遠距離です」と伝えておき、
ドレス試着・式場の打合せなどで枠があまり空いていない時(平日夜しか空きがないetc.)に
「遠距離なので土日の日中しか夫が都内に来られないんです」と相談したところ、
調整して希望日時に予定を組んでいただけたこともありました
以上、この3つの秘訣を実践すれば、遠距離でも(勿論そうでなくても!)
無理なく楽しく結婚式準備ができると思います
どれもお金も時間もかからない方法なので、是非お試しください
その他、遠距離カップルの結婚式の場合、
職場の方など遠方からゲストを招待したい方も多いと思います。
その場合、気になるのは、挙式・披露宴のスタート時刻が何時なら失礼にならないか・
遠方のゲストを招待する場合のお車代は幾ら・どのようにお渡しするのが良いか、といったこと。
こうしたお悩みについては、また別の記事でお伝えしたいと思います!