私たちはリッツならではのきらびやかすぎず落ち着きすぎない上質さが
会場・スタッフ・装飾・食事など全てに表れているところに惹かれ、
リッツ・カールトン東京で挙式・披露宴を行いました❣
その際、元々のプランにはない、いわゆる「オーダーメイド」なリクエストを叶えてもらいました
というのも、リッツのウェディングのコンセプトは「The Genuine Wedding」───
「二人のためだけに創り上げる、一生忘れることのない本物のウェディング」だから。
実際、ブライダルフェアで見せていただいた過去の装花やウェディングケーキの写真は
どれも各カップルの好みが出ていて、個性豊かでした
実際と同じようにお花やカトラリーが飾られた披露宴会場で
ブライダル限定の可愛いミニアフタヌーンティーをいただきながら、
「決まった型はありません。お二人のご希望を聞きながら
理想の挙式・披露宴を創っていきます」と説明を受け、
私達はどんなお式&披露宴にしようかとわくわくしたものです
ただ…実際に打合せが始まってみると、想定外の苦労も多かった
「型が決まっていない」ということは、「自分達の希望がないと進まない」ということなんです。
決まったものから選ぶ形式ではない分、選択肢もなく、リッツ側からの提案もあまりなかったので、
色調・雰囲気・お花・進行・演出・食事まで、素人ながら自分達で具体案を考える必要があり、
しかもそのアイディアや希望がなかなかリッツスタッフに伝わりきらなかったりもして
「天下のリッツなのに、費用だってダントツに高いのに、
なんでこんな大変なの~」と思うことも正直ありました(笑)
また、リッツは基本のパックに追加費用がかかっていくスタイルで、
自分達の希望を伝えた時や相談した時点でリッツ側から費用を伝えてくれることはあまりなく、
最初の見積りから逐次更新してくれるわけでもなかったので、
最終的にどのくらい追加費用がかかるのか想像できず、当初は不安な気持ちもありました。
(オートで向こうから言ってはこないだけで、こちらから聞けば答えてくれると思うのですが、
毎回「これをやったらいくらですか」と聞くのも夢がないな~と思って聞かなかった)
と、苦労もありましたが、結果としては大満足で、
お色直しを2回してもらい、そのために披露宴の時間も延長してもらい、
和装(色打掛)の時にはリッツでも例がなかった独自の演出をしてもらって、
ブーケも各衣装ごとにデザインしてもらって、
ウェディングケーキも既存のデザインではなく完全オリジナルのものを飾って、
料理コースのデザートもデザインや材料から全てオリジナルで作ることができました
人と全く同じことはしたくない・でも型破りなことはしたくない・
デザインや色やお花の種類など細かいところまで妥協せず徹底的にこだわりたいetc,
こだわりが多く、細かいことをすごく気にしてしまう私が満足して、
「人生で1番幸せで楽しい日だった」と今でも言い切れます
ということで今回は、私達がリッツに頼んだオーダーメイドの内容とその準備の進め方、
それぞれの追加費用についてお伝えします❣
かなりの要素を具体的に書いてますので、リッツ以外の方にも必見ですよ~
オーダーメイドした内容と準備&追加費用
①和装(色打掛)入場時の演出
→私たちはお色直しを2回行いました。
具体的には、ウェディングドレスで挙式・披露宴入場・ファーストバイト・
→和装(色打掛)へお色直し→カラードレスへお色直し&余興、という流れ。
*お色直しに関する詳細は、以下の記事でまとめています!
ここでの悩みが、「和装で入ってから何をしよう?」でした。
というのも、入場して何もせずまた次のお色直しに行くのもつまらないけど、
和装で違和感なくできることというのは意外に限られているのです。
定番のキャンドルサービスは洋装でないと雰囲気が合わないし、
テーブルラウンドは時間もかかるし待っているゲストが飽きてしまいがち。
「和装 演出」で検索して出てくる鏡開きや
大杯の儀(新郎が大きな杯で日本酒を飲み切る)も自分たちのカラーとは違うし。
そうしてネット検索を繰り返した結果、やや珍しい演出を選び、リッツにお願いすることに
(多分私達しかやったことない演出なので、伏せておきます(笑))
プランナーさんもその演出を知らなかったので、
一緒に調べながらどのような流れにするかを相談していきました。
タイミングなども大事だったので3回ほどリッツのスタッフさんでリハーサルをしてもらい、
その動画を見ながらここをもう少し直して、とリクエストをして微調整をして、
大満足の出来に
追加費用は15,000円。
リハーサル等でかけていただいた手間を考えると、非常にリーズナブルでした
②オリジナルウェディングケーキ
→ウェディングケーキは、まずは基本料金プラン内で10種類ほどの選択肢がありました。
どれも良さそうだったのですが、披露宴中ずっと会場にあるものなので印象にも残るし、
せっかくなのでデザイン・色・段数・サイズ等にはこだわりたくて、
完全オリジナルのケーキを作ってもらうことに
ある程度の希望をプランナーさんに伝えた上で、
次の打ち合わせの際にリッツの担当パティシエさんと直接相談をしました。
私達の希望を取り入れた手書きのデザイン案を既に用意してくれており、
それを元に、ここは好き、ここは変えたいといった希望を伝えていきました。
オーダーメイドの話をする上で、こちらの好みをわかってもらうには、
その趣旨の持ち物を持参すると話が早いです
たとえば一言に「ピンク」と言っても
モーブピンク・サーモンピンク・パステルピンクなど種類があるので、
「自分の持ち物で言えばこの色のイメージ」等と実物を見せながら話すと
最後に「イメージと違った」と慌てる事態になりにくいです
その結果、納得いくデザインが完成し、あとは当日を楽しみに待つだけとなりました
…と思っていたらが、披露宴前日にハプニングが
プランナーさんから「ウェディングケーキが完成しました!」と写真付きのメール。
わくわくしながら開いてみたら…事前に話していたものと、デザインや装飾の色合いが違う
びっくりして急いで電話し、どこが違っているのか必死に説明しました。
既に出来てしまったものなので修正は厳しいとのことだったのですが、
即座にパティシエさんと調整をしてもらい、
なんとか急遽修正をしてもらいました。
もうね、慌てふためいて、新郎に何も相談も確認もせず連絡してリッツとやり取りしたので、
新郎は事後に話を聞いたのは全ての対応が済んでから(笑)
でも、結果的に、当日には思っていた通りのウェディングケーキが用意されており、
新郎側・新婦側ともに親族・友人からとっても好評な、
写真を見返す度ににっこりしてしまうクオリティになりました
とはいえ、プランナーさんが念のため事前に写真を送ってくれたことや、
前日に柔軟に対応してもらえたことで修正ができましたが、
そうでなければ当日になってみて取り返しがつかない、となっていたかもしれません
事実、中には(リッツではない会場で)選んだものと全く違うケーキが当日出てきて、
後日ケーキ代は返金されたもののモヤモヤが残る結婚式になってしまった、という友人もいます…
ウェディングケーキの細かな色合いやデザインは、
ある程度は手書きデッサンやメールで確認することはできても、
どうしても完成品を見るまで100%認識を合わせることは難しいので、
是非前日に確認されることをお勧めします
また、ケーキをオリジナルにしたことによる追加費用は60,000円(+税サ)でした。
リッツでは「オリジナルの場合60,000円」と、
基本的にはデザインや材料にかかわらず固定の追加料金だったので、
オリジナルにすると決めた後は追加費用を気にせずこだわりを伝えることができました❣
(もしかすると特別コストのかかるデザインの場合には料金が変わるかもしれないので、
この点は念のため確認してくださいね!)
③オリジナルデザート
→私は元々お菓子好きとして会社でも有名なくらいだったので(笑)、
人とは違う私らしいものをお出ししたくて、コースにあるデフォルトのものではなく、
材料やデザインから完全オリジナルでゼロから作りました
こちらも流れは②のオリジナルウェディングケーキと似ており、
まずプランナーさんに希望を伝えた上、パティシエさんと相談をしました。
ウェディングケーキとの違いとしては、
デザートは事前に実物を作ってもらい試食することができて、
見た目や味の修正がしやすかったところ❣
初回のパティシエさんとの打合せ後には試作品の写真を送ってもらい、
それを見て変更したい箇所の希望をメールで伝えました。
ほぼ最終版ができた頃、デザートの上の飾りを2パターンどちらにするかで悩んだため、
実際に2バージョンを作って試食させてもらい、
ゲストの立場でどう見えるかの比較しつつ、味の最終確認をしました。
やはり写真で見るのと実物を見るのでは印象が全然変わってくるので、
オリジナルデザートを頼む場合にはぜひ試食をされることをお勧めします
コースデザートをオリジナルにすることへの追加料金は、
ウェディングケーキのような固定料金制ではなく、
材料や手間等に応じてゲスト1人当たりいくら、という設定でした。
私たちの場合は1人当たり+1,000円(+サービス料15%+税)だったので、
ゲスト約80名だと税サービス込みで約10万円になりますね!
こうした3つの点を中心に、リッツで納得のいくオーダーメイドな披露宴を経験できました。
注意点としては、やはり自分たちのやりたいこと、こだわりは自分たちしか知らないので、
いくらリッツとはいえ式場側からいきなりベストな提案があるわけではないということ。
価格も他の会場に比べてダントツに高いと言われるだけに
ホスピタリティとかサービスも、
言わなくても素晴らしい提案が出てくるレベルのはずだと色々期待してしまい、
自分達の希望やこだわりが伝わらない・全然提案がないと
正直イライラしたことも何度もあったのですが、
その辺りは期待しすぎないことをおすすめします
こだわりたい部分こそ、打ち合わせの前にできる限り具体的にアイディアを考えておき、
打合せでも少しでも違うと思ったことは違うと伝えて、
徐々に時間をかけて理想に近づいていくというイメージで進めましょう
自分たちだけのオリジナル披露宴をしたい皆さまに、少しでもお役に立てば嬉しいです❣