完全紹介制!幻の村上開新堂クッキー詳細レポ♡


先日ひょんなことから東京の村上開新堂さんのクッキーをいただきました!

村上開新堂という名前のお菓子屋さんは東京と京都に1つずつありますが、別店舗というわけではなく全く別のお店。

元は京都の宮中で天皇の食事係としてお仕えしていた村上家の方が東京遷都の際に天皇に同行し、
諸国と対等に渡り合うべく西洋式の接待を取り入れたかった政府の命令でフランス修行を経てから明治7年に開いたのが東京の村上開新堂。

その東京初代店主から西洋のお菓子の作り方を学んだ甥が、
村上家発祥の地である京都に戻って明治40年に開いたのが京都の村上開新堂。

それぞれ初代店主が違うので別のお店ではあるものの、ご親戚だったり習った経緯があったりと関係性はあるので、
どことなく「古き良き素朴さ」が漂うお菓子ところが似ているのも納得ですね〜

ちなみに京都の方はロシアケーキという柔らかめのクッキーが有名で、東京の方はクッキー缶が有名です。

ただ東京の方は、一見さんお断り!既にお店に顧客登録されている方からの紹介でしか購入することができず、
その紹介も各顧客ごとに1年に1人しか許されないという、幻中の幻のお店なのです…!

milkyクッキー大好きなので、京都の方はロシアケーキも全種類食べたことあるしクッキー缶も予約して購入したことがあるのだけど、
東京の方はさすがに食べたことなくて、喉から手が出るほど欲しかったので、手元に来てくれた時は本っ当に嬉しかったです

ということで、備忘も兼ねて、クッキー缶の中身大公開
私がいただいたのは、クッキー缶の1号サイズ
村上開新堂5代目店主の山本道子さんがオリジナルレシピのお菓子を販売している「山本道子の店」と同じ、
薄いピンク一色の缶が可愛いですよね

こちらを開けると…28種類ものクッキーが隙間なくみっちり詰められていて、開けた瞬間からテンション上がります!!

余談ですが、百貨店で売られているようなクッキーって大きな缶に味ごとに分かれて入ってますよね?
パッと見で何種類入ってるか分かる感じ

でも村上開新堂の場合はそこまで大きくないサイズの缶(1号なら20×15くらい)に、
各フレーバーが重なりあって入ってるんです

なのでパッと見で種類や全貌は分からなくて、上にあったチョコクッキーを数枚めくると下からスパイスクッキーが出てくる、みたいなことの繰り返し。
「次はどんなクッキーに出会えるんだろう」って宝探し気分でわくわくしながら食べていくのがすごく楽しいんです~!

あと特筆すべきは尋常じゃないみっちり感!!!
上げ底も緩衝材も一切無し!
クッキー自体も今風のさくふわじゃなく、乾パン系の硬めタイプだから割れもなし

聞くところによると、各フレーバーを何枚ずつ入れるかというルールはなくて、
28種類のクッキーを「隙間なく」詰めることがルールで、
缶を横に振った時に少しでもカラカラとクッキーがこすれる音がしたら失格なんだとか…

言いすぎじゃないんです!
本っ当に信じられないくらいみっちり詰められていて、
最初のうち隣り合ったクッキー取り出すのに爪痛かったからね!(笑)

ということで、ここからは各クッキーのご紹介&感想を

入っていたクッキーは、全28種類のうち25種類。
好きだった順に、です!
コーヒークッキー&クリーム
大好きでした!コーヒークッキーは「コーヒー」の項目と同じクッキーなので苦いんだけど、
クリームがまったりと美味しくて、苦めのクッキーにベストマッチ!
何枚でも食べたくなるクッキーでした

チョコレートクリーム
milkyチョコレートクリームとか、ケーキのオペラみたいな濃厚チョコとか苦手なのに、
これすっごく好きでびっくりしました!
歯が欠けそうなくらい硬い厚めの堅焼きクッキーの香ばしさに、
アイシングみたいな砂糖っぽいジャリジャリ感の残るチョコクリームがとても合っていて、甘すぎなくてGood

抹茶メレンゲ
割と最近加わったお菓子だそう。
1つあたり1cmにも満たないくらいすごく小さいのに、口に入れた瞬間に抹茶の香りと味がふんわりすることにびっくり!!
しゅわっと優しく溶けるのもなんとも素敵で…
夫もこれが大のお気に入りで、偶然にもクッキーの合間にも緩衝材のごとく大量に入っていたので
争奪戦にならずに済みました(笑)

アーモンドマカロン
マカロンと言ってもLADUREEとかの色とりどりなタイプではなく、もっと小さくて、
表面がメロンパンみたいに割れている、硬めのぼうろみたいなタイプ。
フランスの田舎に行くと売ってます(笑)
クリームも入っていない素朴な味なんだけど、さくっと香ばしくてアーモンドの香りもよくて、大好きでした!

ココアメレンゲ
すっっごくココアの味がしっかりしていて、本当に美味しかったです!
小さくてもメレンゲらしい絞り型の形をしている抹茶メレンゲと違って、こちらはスティックタイプで細長い。
クッキーの直径と同じくらいの長さ。
口に入れると抹茶よりココアの方が味ががつーんと主張します。
軽いので幾らでも食べられちゃう、危険なメレンゲ(笑)

ジンジャー
網目模様の細長いクッキー。村上開新堂の中では比較的柔らかいタイプ。
生姜の味がほんのり漂って、味がしっかりするクッキーや硬いクッキーの合間の箸休め的に手が伸びることがよくありました

カレー
スパイスやチョコなどのクッキーが多い中、ぽつんとあったカレー味。
最初は「これほんとに美味しいのかな」と思って口に入れたんだけど、意外にもよく合ってるー!
カレールーじゃなくて大正時代にありそうな「カレー粉」の粉っぽい感じが、
村上開新堂の小麦粉の香ばしさに、ベストマッチ
1番意外かつ、自分達のクッキーの味や特徴を本当によく知っているからこそ作れたんだなというクッキーでした。

チーズ
村上開新堂のクッキーの中で(メレンゲを除く)1番柔らかい、
これだけは普通の他店のクッキーとしてもありそうな硬さのクッキー。
チーズ味のクッキーって最近ありがちだけど、
バターが強くないクッキーに対して合わせているので風味がだいぶ他店と違っていて、
さっぱりすっきりした味わい
赤ワインに合わせたらクッキー負けちゃうだろうな。単体で食べるのが最もおいしい、そんなチーズクッキーでした!

チョコレートクッキー&ヴァニラクリーム
チョコレートクリームと同じく歯が欠けそうなくらい硬めの厚焼きクッキーに、
砂糖っぽいジャリジャリ系バニラクリームを挟んだクッキー。
チョコクリームほどじゃないけどこちらもとっても美味しい!!

ナツメグ&シナモン
指の第一関節分くらいのミニサイズなのに、スパイスの味や香りがはっきりしっかり感じられてびっくり!
強すぎない品の良さだけど、スパイスが入っていることをちゃんと実感できます。
チョコやクリーム系と比べたらさっぱりしつつ、ちゃんと味に主張があって「その他大勢」みたいに紛れないのが
村上開新堂のスパイスのうまさだなぁ。
ピーナツバター
欧州の超濃厚なピーナツバターを想像していたら、もっと品のいいピーナツバターでした!
香りはしっかりするのに、味や甘さは控えめで、ふわっとピーナッツの香ばしい香りが鼻を抜ける、
「ピーナツバター」のイメージからは180度違った薄焼きクッキー。
村上開新堂のクッキーの中で一番「上品」という言葉が似合うクッキーだと思いました

ローストアーモンド
表面にうっすらとグラニュー糖がまぶされている薄焼きクッキー。
ほんのりとグラニュー糖の甘さを感じ、クッキーからはアーモンド特有の香ばしさを感じる、至福の一枚!
チョコやクリームほど分かりやすくない、じんわり甘さが広がる感覚が好きでした

ココア
抹茶メレンゲと同じく直径1cmにも満たない小さなクッキーで、丸くぷっくりと盛り上がった可愛らしい形。
小ささに反してココアの味はしっかりと感じられるのでびっくり!
こちらも緩衝材のごとく各クッキーの合間にたっぷり入っていたので、口寂しくなってくるとつまんでしまう一品でした

銀包装ヴァニラ味
歯が欠けそうなくらい硬めの厚焼きクッキーに、砂糖っぽいジャリジャリした食感のヴァニラクリームを挟んだもの。
まったりしつつもクリーム味の少ないアイシングみたいなバニラクリームは意外とさっぱりしていて、
食べごたえはあるのに重くなくてつい手が伸びるクッキーでした

コーヒー
少し苦め。コーヒーの香りと苦味がよく出たクッキー。

アニス
ココアメレンゲみたいな細長い形をしたクッキー。
他のスパイスに比べると、うっすらと香る程度の風味。
でもさくっとした軽い食感とつるっとした表面の感触が後を引きます!

チョコレート
ミルクチョコじゃなくクーベルチュールなのか、苦い…!
甘いものが好きなmilkyにはちょっと大人すぎました(笑)

ミルククッキー&杏ジャム
割と期待して食べたのですが、ジャムの味が全くしない
こちらのジャムは歯にくっついて詰め物取れてしまうくらい、ねっちりした硬めの飴状ジャムなので、
歯の治療中とかには食べないほうがいいです(笑)
村上開新堂には珍しく、ミルククッキーがバターの風味が感じられるタイプで新鮮でした!

レーズンクッキー
こちらも何か入っているのは分かるんだけど、言われてもレーズンって分からない感じ
薄焼きのパリッとした食感なので、ひょいひょい食べられそうに見えますが、
小麦粉のみっちり詰まった重さがあって、割と「食べている」感が強く感じられるクッキー。

プレーンクッキー&杏ジャム
硬めのツヤ感あるクッキーに杏ジャムを挟んだもの。
こちらも歯の詰め物が取れてしまいそうな、ねっちり硬めの飴状ジャムで、味しない(笑)

レーズンロール
レーズンクッキー同様に味はしないんだけど、細長く成形したクッキーを切った立体的な形でさくさくしていて、
上にグラニュー糖がかかっているので、他にない食感です!

紅茶&スパイス
こちらもあまり味が感じられず…1枚しか入っていなかったので、もう一回食べてみることもできず、
残念ながら印象に残っていないクッキーです

スパイスクッキー&ベリージャム
ジンジャーと同じ柔らかめの網目模様クッキーにベリージャムを挟んだもの。
こちらも歯の詰め物が取れてしまいそうな、ねっちり硬めの飴状ジャムで、味しない(笑)

粗挽きアーモンド
見た目はアニスと瓜二つなのに、食感が明らかに違う!
「粗挽き」と銘打っているだけあってざくざくした洋風な食感で、香ばしいアーモンドの香りもばっちり
ただ村上開新堂の小麦粉たっぷり感が薄く、他店にありそうな感じもしました

ヴァニラ&チョコレート
こちらは、いわゆるラングドシャ生地にチョコレートクリームを挟んだもの。
小麦粉よりバターが強く、噛むとじわっと油脂が出てくる感じはよくある今風のラングドシャで、
チョコレートクリームの方も村上開新堂の「クリームより砂糖強めのジャリジャリした」タイプではなく普通のチョコレートクリーム。
普通に美味しいんだけど、どこにでもありそうな今風ラングドシャなので、ちょっと無個性

以上25種でした!!!ちなみに厳しい感想を結構書きましたが、まずいものは一切ないです!
バターたっぷりが良いとされがちな昨今、小麦粉の味や香ばしさをしっかり感じられるクッキーはなかなかないし、
歯が当たるだけで崩れるさっくさくのクッキーが多い中で歯が欠けそうなくらい硬いクッキーもなかなかないし
噛めば噛むほどじんわりと旨味が広がるクッキーとして全力でおすすめです

日持ちも2ヶ月もあるからのんびり食べられます。
小麦粉強め・硬めなので、乾パン好きな人は絶対に好きだと思う
ただバターたっぷりクッキーが好きな方も新鮮味を感じられるし、
素朴だけど噛むほど美味しくて、いい素材を使っているのもよく分かるので、
入手できるチャンスがあったら是非試していただきたいです!
一昔前はこういったクッキーが主流だったそうなので、お年を召した方への贈り物にもおすすめ

あ~書いていたらまた食べたくなってきました…(笑)
またいただけることを願って

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